第22回は、前回から随分と間が開いてしまいましたが、大阪府の施設(以下、A施設)での撮影までの経緯から実際の撮影の様子までをお届けします。A施設は、今回が初めての撮影です。
A施設から、2月下旬頃にお問い合わせの連絡を頂戴しました。 このA施設、これまでは健診バスにて利用者様の撮影を実施されていたようです。健診バスでの撮影は、健診バスの中までは車いすで行けるようなのですが、中では撮影用のベッドに移乗しなければならないようで、おそらくそういったところのスタッフの労力の軽減や人員配置などで悩まれていたのだろうと勝手に想像しています。お問い合わせをいただいたきっかけは、A施設が近隣の他施設に“利用者の撮影”に関して相談されたそうです。その施設は、たまたま弊社が以前から撮影にお伺いしていた施設でしたので、ポータブルレントゲン撮影で実施していることと、その実施業者(弊社)の名前をお聞きになられたようでした。 最初にお問い合わせをいただいた内容では、ポータブルレントゲン撮影の概要や金額に関することでした。ご質問していただいたことには、可能な限りお答えさせていただきました。ただ、そのお電話ではそこまでで、一度検討してお返事しますとのことでした。それからしばらくはご連絡がなかったので、私自身は他社さんにご依頼されたか、ポータブルレントゲン撮影そのものを再検討されたのかと思っておりましたが、3週間が過ぎた3月中旬頃に、弊社に撮影を依頼したいとの連絡をいただきました。非常にうれしかったのですが、ひとつだけ問題がありました。それは、撮影日でした。撮影日は、2週間後の〇〇日という指定でした。年度末の関係もあったのかどうかまではわかりませんが、とにかくその日でないと無理なご様子でした。弊社の予定は撮影が入っておりませんでしたのでお引き受けはできるのですが、弊社の場合は放射線技師の手配をしなければならないという事情を抱えておりますので、一旦保留にさせていただき、すぐに技師の手配にかかりました。弊社では、いつもお願いしている放射線技師のグループがあるのですが、そこで探してもらうことにしました。すると、わりとすぐに見つかりましたので、A施設からの撮影のご依頼もお引き受けすることができました。この、放射線技師グループについて、弊社がこれまでにお引き受けした日程で技師の手配ができなかったことはなく、100%の実績を持っているのですが、やはり絶対ということはありえないと思っておりますので、日程が迫っているときなどは特に、一度保留にして手配をすることにしております。その場でお返事ができずに申し訳ございませんが、できるだけご希望に添えるように努力しておりますので、何卒ご理解賜りたいと思います。A施設との日程調整はできましたので、次は打合せです。ポータブルレントゲン撮影が初めてとのことでしたので、できるだけ時間をとっていただいて撮影場所の確認や撮影方法のご説明などをさせていただいております。この打ち合わせがきちんとできていると、撮影当日の混乱が少なくなります。A施設とは、この打ち合わせもさせていただくことができ、撮影予定者名簿のやり取りもさせていただくことができました。撮影日が決定してから撮影日までは約2週間の時間しかありませんでしたが、何とかなりました。 さて、撮影当日ですが、やはりこちらがお伝えしていたことが、施設側のスタッフの皆さんに共有していただけていたようで、撮影はとてもスムーズに進んでいきました。午前、午後と施設を移動しての撮影でしたが、大きな問題はありませんでした。そして、撮影から5日後には、読影結果をファイルにおまとめして画像DVDもお付けして発送することができました。次年度も、ご検討していただき、是非ともご予約お待ちしております。
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