今回は、兵庫県の特別養護老人ホーム様へお伺いした際のレポートです。
こちらの施設は、弊社の創業初年度から撮影させていただいている施設ですので、今年の胸部レントゲン撮影は2回目の実施となります。昨年度に引き続き、今年度もご依頼いただけたことに感謝したいと思います。 多くの施設では、9時から撮影を開始させていただくことが多いのですが、先方の業務の都合上、20分ほどずらして撮影を開始したいとのことでしたので、8時45分には到着してレントゲン撮影の準備を開始させていただきました。撮影場所は、昨年と同様、これも毎年決まった場所でさせていただいております。ただ、昨年と少し違うところがありまして、施設に入った際に、園長(いわゆる施設長です)がいらっしゃらなかったことです。ただ、気になった人がいらっしゃったので、ポータブルレントゲン撮影の現場担当者のIさんに確認したところ、前任者が異動になって新園長が来られたとのことでしたので、帰り際ではあったのですが、名刺交換させていただきご挨拶をさせていただきました。ご挨拶が帰り際になってしまい、申し訳ございませんでした。さらに驚いたのが、事務担当者の方が、定年退職されたとのことでした。Iさんも言われていたのですが、私もそんな年齢だとは思ってもいませんでした。大変お疲れさまでした。 さて、話は本題に戻りまして、ポータブルレントゲン撮影の準備が整いまして、あとはご入居者様を待つだけといったところで、徐々に施設側の準備が始まります。そして、ある程度ご入居者様が揃ったところで、撮影開始です。いつものように、撮影は順調に進んでいきます。 この施設の、ポータブルレントゲン撮影での現場担当者のIさんは、昨年度の撮影の際には、着任してそれほど時間が経っていないタイミングで、確かその時には『要領がわからなかったもので』とおっしゃっていたような気がします。(違っていたらすみません。)弊社としては、それほど問題があったように感じたわけではなかったのですが・・・。ただ、今年度の撮影で一番感じたことは、指揮命令系統がしっかりしているということです。命令というと、上からできつく感じて語弊があるかもしれませんが、『船頭多くして船山に上る』という言葉もあるように、複数人が集まるような場所では、誰の指示で動くかということが明確になっているということはとても大切です。これは、弊社が実施している胸部ポータブルレントゲン撮影の現場だけでなく、ビジネスからプライベートな集まりまで、多くのシーンで同じことが言えると思います。この施設では、Iさんがその役割を担っておられ、Iさんの指示の下、どの順番でご入居者様を連れてくるのか、事前にボタンをはずしたり、ポロシャツを脱がせたりと、服装の準備などがなされていきました。また、指揮命令系統がいくらしっかりしていても、それを理解して自ら動いてくださるスタッフがいないことには話は進まないのですが、その両者が揃い踏みって感じでした。そういったこともあって、中には手の拘縮がきつい方がいらっしゃったのですが、皆さんのご協力により、問題なく予定通り撮影を終了することができました。 弊社の仕事は、特別養護老人ホームなどで義務付けられている、年に一度の胸部レントゲン撮影の時にしか訪問しない仕事です。スタッフ様やご担当者様との関係性を築いていくのは容易ではありませんが、そんな中でも、皆様にご協力していただけていることに、本当に頭が下がります。 最後に、弊社のポータブルレントゲン撮影につきましては、特別養護老人ホームのご利用者様の性格や日常をご存知である、施設側のスタッフ様のご協力がなくては成り立ちません。今回の施設でも、他施設と同様に、ご協力いただけましたことに感謝いたします。来年度も、依頼していただけることを心よりお待ちしております。
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