第十五回は、兵庫県の特別養護老人ホーム(以下、Dホーム)にお伺いした際の様子をお伝えいしたいと思います。Dホームは、病院までピストン送迎をしながらの撮影だったようなのですが、変更に伴ってポータブルレントゲン撮影を実施できる業者を探しておられたところ、弊社のホームページをご覧になられてお問い合わせいただいた施設でした。
通常ですと、施設までご挨拶も兼ねてお伺いして打ち合わせさせていただくのですが、コロナ禍の影響で、Dホームに限らず、施設側は非常に慎重な姿勢を継続しており、施設外との接触を極力減らしている状況にもありますので、Dホームとは電話のやり取りだけでお話を進めさせていただきました。 電話でのやり取りだけではありましたが、弊社で実施していただけることになり、契約まで至ることができました。弊社では、全ての施設ごとに契約を結んでおり、Dホームとも同様に契約を結ぶことができました。ありがとうございます。 さて、契約書を結ぶことが出来ましたら、次は撮影日の調整です。弊社は、ポータブレントゲン撮影を専門で行っておりますので、基本的には、撮影日が重ならなければ請け負うことができます。通常は、撮影を希望される候補日を2日ご用意いただくのですが、大半のケースでその2日のうちのどちらかで決定しております。そして、弊社のスケジュールや人のやりくりなどを考慮して、Dホームとの撮影日を決定させていただきました。それからは、撮影日に向けて準備を進めていくだけです。まずは、撮影予定者の名簿のやり取りです。弊社では、エクセルデータを使用してデータベースソフトに取り込み、そこから撮影予定者名簿や顧客データなどを作成しております。単にエクセルデータをパソコン上ンで管理するだけではなく、データベースソフトを使用することでセキュリティにも配慮した管理を行うようにしております。また、データは、通常使用しておりますパソコンとは別に保管するなど、各施設からお預かりした大切な情報を管理するようにもしております。 撮影日当日は、通常通り開始時間の30分前には到着して準備を始めさせていただきました。あとは、順番に、撮影予定者を連れてきていただくだけです。ここで、少し不安なことがありました。それは、打ち合わせが電話でしかできていなかったことです。電話でも、1時間あたり40人程度の撮影が可能ですので、それくらいのペースで連れてきてくださいとはお話ししていたものの、やはり当日までは不安でした。が、その不安は、撮影開始とともになくなりました。ものすごくスピーディーに連れてきていただけましたし、手の拘縮がきつい方が何名かいらっしゃいましたが、現場で相談や確認をしながら、あまり無理をせずに撮影をさせたいただくことができました。これも、ひとえにご担当者やスタッフのご協力があってのことと感謝しております。実際に、後でデータを確認してみますと、10:01に撮影を開始して11:24に終了しておりました。70人程度を1時間半の間で撮影しましたので、1時間につき45~6名の撮影をさせていただきました。初めてのポータブルレントゲン撮影で、これだけスムーズにできたのも、現場のスタッフの皆様のご協力はもちろんのこと、ご担当者の指揮がうまく働いていたのかとも思ったりもします。ただ、現場担当で動かれていたスタッフの皆様におかれましては、相当にお疲れになられたと思います。ポータブルでの撮影にご協力くださり、本当に、ありがとうございます。 最後に、撮影後の結果の報告についてですが、撮影からちょうど1週間で発送することができ、今回も無事に10日以内にお届けすることができました。 弊社では、ポータブルレントゲン撮影にあたりまして、弊社が今できる価格設定をさせていただいた上で、“安かろう悪かろう”ではなく、丁寧な撮影や読影結果をお渡しするまでのスピード(撮影後10日以内)などを心掛けておりますので、100名程度までの撮影は半日で終了するようにお願いしておりますとともに、弊社としても努力しております。この点に関しましても、皆様にご協力いただけておりますことに感謝しかありません。 これからも、サービスの向上を心掛け、皆様と接してまいりたいと思います。これからも、何卒、よろしくお願い申しあげます。
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