今回は、三重県の特別養護老人ホーム様へお伺いした際のレポートです。
こちらの施設は、弊社のホームページをご覧になられて依頼がありました。正直言いまして、三重県にお伺いしたことがなかったことと、施設情報もリストアップさへしておりませんでした。当然、距離的な問題やコストの問題などがございまして、線引きとしても難しいことから、当面は2府4県のみの対応と考えておりました。ただ、先方のご事情をお伺いいたしましたら、これまでも同様にポータブルレントゲン装置を施設に持ち込んでの施設内での撮影は実施されていたようなのですが、その業者が、とある事情から来られなくなったとのことで、非常に困っておられる様子でしたので、諸条件をつけさせていただいて、引き受けることにいたしました。それは、弊社では2年以上継続して依頼していただいた施設に対して、2年目以降の金額を、初年度からは少しディスカウントさせていただいているのですが、そのディスカントをなしにしていただきました。それから、通常は、契約を結ぶ前に、できるだけ施設を訪問してご挨拶して、弊社の撮影方法などのご説明をさせていただくようにしているのですが、それも電話やメール、郵便でのやり取りだけでも可能とのことでした。こういった条件も快諾していただき、最終的には引き受けさせていただくことになりました。弊社の都合で、勝手ながら快諾していただきましたことに感謝いたします。 その後、撮影日も、スムーズに決定して、契約書のやりとりや撮影予定者の名簿のやり取りなどもスムーズに行うことができ、いよいよ撮影当日を迎えました。当日の、撮影開始時間は、大阪から出発する時間や、戻ってくる時間を考えて9:30で設定させていただきました。予定通り大阪を出発はできたのですが、現場近くになって、車のナビが古かったせいで道に迷ってしまい、野生の猿に遭遇するようなハプニング?もありましたが、少し予定よりも遅れてしまいましたが、撮影時間には支障がない範囲で到着しました。 撮影準備を、15分ほどで終えると、すぐに撮影が開始されました。やはり以前からポータブルレントゲン撮影を実施されていらっしゃいますので、よりスムーズに撮影が進んでいきます。撮影そのものは、本当に単純なもので、車いすに乗せたまま連れてきていただき、撮影をして戻っていただく。その間、約1~2分程度。目安として、1時間で40~45名程度の撮影を実施していきます。そのペースくらいで連れてきていただくことが、スムーズに撮影が進む要点となっていきます。それと、服装ですね。やはり、慣れているところは、ほとんどの方がレントゲン撮影を邪魔するような服装はしておられません。シャツを脱ぐという行為だけでも、撮影の流れがストップしてしまいますので、服装チェックも大きなポイントになるかと思います。 最後に、いつも書かせていただいていることではあるのですが、弊社の仕事は、特別養護老人ホームなどで義務付けられている、年に一度の胸部レントゲン撮影の時にしか訪問しない仕事です。年に一度だけのことですので、スタッフ様やご担当者様との関係性を築いていくのは容易ではありませんが、そんな中でも、撮影時には、皆様にご協力していただけていることに、大変感謝ししております。 また、弊社のポータブルレントゲン撮影(胸部レントゲン撮影)につきましては、特別養護老人ホームのご利用者様の性格や日常をご存知である、施設側のスタッフ様のご協力がなくては成り立ちません。時には、介助のご協力をお願いすることもあり、今回の施設でも、他施設と同様に、ご協力いただけましたことに感謝いたします。来年度も、依頼していただけることを心よりお待ちしております。
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