今回も、兵庫県の特別養護老人ホーム様へお伺いした際のレポートです。
こちらの施設は、弊社がお伺いしている施設のご担当者様からのご紹介を受けて、胸部レントゲン撮影(ポータブルレントゲン撮影)にお伺いしたしました。 この施設は、ポータブルレントゲン撮影が初めてということで、事前に、撮影場所の確認や大まかな流れなどの打ち合わせにお伺いいたしました。撮影場所につきましては、多目的室と浴室の脱衣所の2カ所の候補がありましたが、導線のことなどを考慮して、多目的室での撮影を決めさせていただきました。 後日、撮影日時を決定させていただいたのですが、その翌日に、こちらの手違いなどもあり、午前中に撮影開始予定を午後へと変更させていただくことになりました。心よく変更していただき、ありがとうございました。 撮影当日になり、いつも通り30分ほど前に到着して撮影準備をさせていただいたのですが、事前の打ち合わせで『1時間で40名程度の撮影ができるので、そのペースで誘導してもらえれば』とお伝えしていた通り、ポータブルレントゲン撮影の準備をしている段階で、ご利用者様を次々に誘導されていらっしゃいましたので、予定を繰り上げてレントゲンの撮影を開始させていただきました。 撮影当日までには、胸部レントゲン撮影(ポータブルレントゲン撮影)の撮影予定者の名簿のやり取りをするようにしているのですが、その際に、レントゲン撮影時の注意事項をまとめたものをお渡ししております。それは、撮影の際に、ご利用者様の服装をチェックさせていただくのですが、ボタンなどがあるとレントゲンに映りこんでしまいます。ですので、見つけた際には、ボタンをはずしていただくか脱いでいただくという作業が必要になります。お一人だけだったらいいのですが、人数が多くなるとそれだけ手間がかかり、撮影時間がどんどん延びてしまうんですね。で、少しでも撮影時間が短くなるようにお願いしているんです。当然、こちらの施設でも事前に服装の準備をしていただいており、スムーズに撮影が進んでいきます。時折、『この服は大丈夫ですか?』と確認していただくことがあり、撮影前に服装チェックができて、こちらとしても非常に撮影しやすく、本当に初めてのポータブルレントゲン撮影なのかと思うほどスムーズでした。誘導もスムーズで、本当に予定通りにレントゲンの撮影をしていくことができ、終了することができました。 どの施設でも同様なのですが、ポータブルレントゲン撮影(胸部レントゲン撮影)をさせていただく際に、撮影場所の広さというのはとても重要なポイントなのですが、それと同じくらい重要なポイントがありまして、それは、待機場所のスペースです。当然、誘導されてきたご利用者様が待機するスペースなのですが、撮影が終了したご利用者様がお部屋に戻られるまでの待機スペースとしても利用しますので、ある程度のスペースがあれば、流れを止めることなく撮影を進められますので、両方のスペースが十分であればよりスムーズな撮影ができます。こちらの施設は、そのスペースが十分にありましたので、撮影がスムーズだったことの要因の一つでもあるかと思います。 撮影後の結果票につきましては、その施設様でも、できるだけ早くにお返しするように心がけて作業を進めさせていただいているのですが、今回も、撮影日から1週間後に、結果票をお返しすることができました。こちらの施設も、初めてのポータブレントゲン撮影(胸部レントゲン)でしたので、アンケートのご協力をお願いしました。ただ、介護施設とは多忙がつきものです。そんな中、簡単なアンケートとはいえ、お時間を取ってもらうのも恐縮しております。もし、アンケートにご協力いただけましたら、また、改めまして当ホームページ内で公開してまいりたいと思います。 最後に、弊社の仕事は、特別養護老人ホームなどで義務付けられている、年に一度の胸部レントゲン撮影の時にしか訪問しない仕事です。スタッフ様やご担当者様との関係性を築いていくのは容易ではありませんが、そんな中でも、撮影時には、皆様にご協力していただけていることに、大変感謝ししております。 また、弊社のポータブルレントゲン撮影(胸部レントゲン撮影)につきましては、特別養護老人ホームのご利用者様の性格や日常をご存知である、施設側のスタッフ様のご協力がなくては成り立ちません。今回の施設でも、他施設と同様に、ご協力いただけましたことに感謝いたします。来年度も、依頼していただけることを心よりお待ちしております。
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